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体調が悪く寝ていた間見た夢です。
高校に入ってから三年間同じクラスになった女の子三人と男の子四人はグループにいつしかなっていた。
遠足や行事、放課後も気がついたら一緒にいた。
大きな落雷がこの地に堕ちる日までは。この日運命はいくつかの選択肢を残し、闇に消えていく。その事実さえも人々の記憶から消えて言った。
時間経過がどれだけのものであるか分かる訳もなく、私たちはバラバラになってしまった。
このままずっと独りで歩いていくしかなくなってしまったのか。神にさえ見放された闇の深淵で静かに。
そう考えてた矢先に視界は光一色に染まり、私たちは時間の感覚も今ある現状も夕闇に溶けて消えていった。
1,校舎
「歩美、やっと見つけた」
肩を叩かれ、振り返った先には中学校から仲が良かった優良がいた。
「どこに居たのよ?さっきから探してたんだぞ
」
「探すって?」
「あ、ヤッパリ忘れてる
加藤らと文化祭の仕上げするって言ってたのに
智恵ら待ってるよ!」
手を引かれ連れていかれた。
2,面子
歩美、優良、智恵。加藤、貴嶋、木道、加賀谷。
仲良く連んでいた面子が立っていた。
「遅くなってごめんね~
」
駆け寄ると一瞬感じた暗さが書き消えた。気のせいだと改めて作業を始めた。
「ペン買ってきて
」
使っていたマジックがインク切れをして、場所を離れたものの何か足りなくて振り返った先に夜になりかけていた筈が昼のチャイムに光景が変わった。
3,誰かひとり
クラスに一同が揃い。まばらながらも揃いだす。みんな風邪でもひいたかな?と一瞬感じた先に閃光を見た。
体中の力を振り絞って震えた。―――雷が怖かった。
さっきまで一緒だった仲間が教室に居ない。
教室の教壇に立つ影。顔はこちらに向いてるし美形な優しい面差しの教師。
こんな先生いたかな?疑問を持った時に先生は口をひらいた。
「ただひとり生へのチャンスを与える。誰かひとりを選んで名前を書いて箱に入れて下さい。自分の名前ならフルネームを書いて………時間は3日」
そう言って出ていった先生の顔は既に、私の頭にある記憶に止まっていなかった。
4,事実
あの日雷鳴が激しく大地を叩き、渡り廊下を急いでいた私は―――。
「私たち死んでたんだ…」
いつの間にか、そばにいた優良。私たち二人は此処で命が途切れたんだ。
みんな消えた記憶と過去にしがみついていたから。―――
高校に入ってから三年間同じクラスになった女の子三人と男の子四人はグループにいつしかなっていた。
遠足や行事、放課後も気がついたら一緒にいた。
大きな落雷がこの地に堕ちる日までは。この日運命はいくつかの選択肢を残し、闇に消えていく。その事実さえも人々の記憶から消えて言った。
時間経過がどれだけのものであるか分かる訳もなく、私たちはバラバラになってしまった。
このままずっと独りで歩いていくしかなくなってしまったのか。神にさえ見放された闇の深淵で静かに。
そう考えてた矢先に視界は光一色に染まり、私たちは時間の感覚も今ある現状も夕闇に溶けて消えていった。
1,校舎
「歩美、やっと見つけた」
肩を叩かれ、振り返った先には中学校から仲が良かった優良がいた。
「どこに居たのよ?さっきから探してたんだぞ
」「探すって?」
「あ、ヤッパリ忘れてる
加藤らと文化祭の仕上げするって言ってたのに
智恵ら待ってるよ!」手を引かれ連れていかれた。
2,面子
歩美、優良、智恵。加藤、貴嶋、木道、加賀谷。
仲良く連んでいた面子が立っていた。
「遅くなってごめんね~
」駆け寄ると一瞬感じた暗さが書き消えた。気のせいだと改めて作業を始めた。
「ペン買ってきて
」使っていたマジックがインク切れをして、場所を離れたものの何か足りなくて振り返った先に夜になりかけていた筈が昼のチャイムに光景が変わった。
3,誰かひとり
クラスに一同が揃い。まばらながらも揃いだす。みんな風邪でもひいたかな?と一瞬感じた先に閃光を見た。
体中の力を振り絞って震えた。―――雷が怖かった。
さっきまで一緒だった仲間が教室に居ない。
教室の教壇に立つ影。顔はこちらに向いてるし美形な優しい面差しの教師。
こんな先生いたかな?疑問を持った時に先生は口をひらいた。
「ただひとり生へのチャンスを与える。誰かひとりを選んで名前を書いて箱に入れて下さい。自分の名前ならフルネームを書いて………時間は3日」
そう言って出ていった先生の顔は既に、私の頭にある記憶に止まっていなかった。
4,事実
あの日雷鳴が激しく大地を叩き、渡り廊下を急いでいた私は―――。
「私たち死んでたんだ…」
いつの間にか、そばにいた優良。私たち二人は此処で命が途切れたんだ。
みんな消えた記憶と過去にしがみついていたから。―――
だから先生という役で何かがチャンスを私たちに与えてくれようとしていた。
たったひとりに。
「私たち死んでたんだね…」
優良の言葉に苦笑した。
「こんなに普通に触れ合えるのに…」
マジックを買いに出ようとして、落雷にあって死んだことを意外と冷静な頭で思い出していた。
きっと思い出して成仏出来るように、仕向けてくれたんだ。
迷うばかりの哀れな私たちを。
「私生き帰りたい…」
「優良…だって私生きてたい」
身を縮めて膝を丸めて震える小さな体。「野沢先生にまだ何も言ってない…」
所々記憶が欠如していた。
5,それぞれ
帰る場所ばかりか好きな相手もいなかった私にはわからない悲しみだと思った。
「泣かないで…あの日死んだのは私たちだけなのかな?」
あれからどれだけ経ったのかさえ。私たちにはわからない。
「とりあえず誰か居るか探そう?」
ひとりだから心細いのだ。群れることは悪いことではない。
悪いのだとしたら、それは群れた先に見える目標が目先であるがゆえの生存本能だ。
そうして生きてきた『蜘蛛の糸』を目指し、他人を蹴り落とし我先と争わないと思っていた。私は。
6,闇の中で
色んな形で生にしがみつく私たち愚かかも知れない。
―――で目覚めたんだけどね
途中友達やクラスメートらと沢山会話したり単純に『この一瞬』を楽しんだり。生きたい理由はひとりひとり違っていたりしました。
話の設定は死後の死んだ場所。学校で死んでしまったお話です。
書いてる最中に既に消えたりした場面も多くあるのだけど、結構ヒューマノイド的にまとまった話でした。
…話に興すつもりで簡単に流した感じだけど、オイラの記憶に残った部分は曖昧で最後までしっかりと覚えておきたかった
体調悪くて寝てしまったのが残念…
買い物すら行けてないけど、これを書いたら買い物には出ずに外ご飯になっちゃいます
くぅ、無念!
尚、話で出てきた登場人物は名は適当に書き入れただけでございます。
バサラの小説も書きたいけど、なかなかグロッキーなんで苦笑です
書きたいのに…
夢を見るのは好きだけど、出来るなら明るく楽しい夢をみたいです
いつもなんかホラーか戦いか
死の影がつきまとう夢が大半で目覚めた後はブルーになっちゃいますなオイラでした
たったひとりに。
「私たち死んでたんだね…」
優良の言葉に苦笑した。
「こんなに普通に触れ合えるのに…」
マジックを買いに出ようとして、落雷にあって死んだことを意外と冷静な頭で思い出していた。
きっと思い出して成仏出来るように、仕向けてくれたんだ。
迷うばかりの哀れな私たちを。
「私生き帰りたい…」
「優良…だって私生きてたい」
身を縮めて膝を丸めて震える小さな体。「野沢先生にまだ何も言ってない…」
所々記憶が欠如していた。
5,それぞれ
帰る場所ばかりか好きな相手もいなかった私にはわからない悲しみだと思った。
「泣かないで…あの日死んだのは私たちだけなのかな?」
あれからどれだけ経ったのかさえ。私たちにはわからない。
「とりあえず誰か居るか探そう?」
ひとりだから心細いのだ。群れることは悪いことではない。
悪いのだとしたら、それは群れた先に見える目標が目先であるがゆえの生存本能だ。
そうして生きてきた『蜘蛛の糸』を目指し、他人を蹴り落とし我先と争わないと思っていた。私は。
6,闇の中で
色んな形で生にしがみつく私たち愚かかも知れない。
―――で目覚めたんだけどね

途中友達やクラスメートらと沢山会話したり単純に『この一瞬』を楽しんだり。生きたい理由はひとりひとり違っていたりしました。
話の設定は死後の死んだ場所。学校で死んでしまったお話です。
書いてる最中に既に消えたりした場面も多くあるのだけど、結構ヒューマノイド的にまとまった話でした。
…話に興すつもりで簡単に流した感じだけど、オイラの記憶に残った部分は曖昧で最後までしっかりと覚えておきたかった

体調悪くて寝てしまったのが残念…
買い物すら行けてないけど、これを書いたら買い物には出ずに外ご飯になっちゃいます
くぅ、無念!尚、話で出てきた登場人物は名は適当に書き入れただけでございます。
バサラの小説も書きたいけど、なかなかグロッキーなんで苦笑です

書きたいのに…
夢を見るのは好きだけど、出来るなら明るく楽しい夢をみたいです
いつもなんかホラーか戦いか
死の影がつきまとう夢が大半で目覚めた後はブルーになっちゃいますなオイラでした
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